自転車旅

【2023→24・年越し冬北海道ツーリング】Day4 硫黄山・川湯温泉

2023年12月31日、大晦日。
年越しツーリング、折り返しの4日目。

硫黄山<アトサヌプリ>

午前7時、天気予報を確認しても曇りと雪のマークしか見えない。
疲れもそこそこ溜まってきたので、宿で読書に励むのもありかなあと思いつつ、貧乏性なので結局出かけることにした。

天気的にあまり遠くまで出かける気にならなかったので、ひとまず川湯温泉方面へ。

川湯パーク牧場の馬たち、寒さに強そうな体系をしている。

弟子屈市街から国道391号線を北上すること15km程、一面真っ白な中、一か所だけ雪のない山が浮かんでいる。

阿寒摩周国立公園 硫黄山<アトサヌプリ>
あちこちにある噴気孔からもうもうと白煙が上っている。
GWに来た時にも驚いたが、柵の手前に噴気孔があるので、直ぐ側まで近づくことができる。
噴気孔で析出した硫黄の結晶や、地面から熱湯が沸きだす様子を観察できる。
ただ職、業柄、硫化水素検知器がないとちょっと怖いなと思ってしまう。実際にはそんなことはないのだろうけど。

GWに撮った硫黄山全景

硫黄山を後にし、川湯温泉へ向かう。
道道52号線、硫黄山から川湯温泉にかけての一直線の道、大好き。

川湯ストレート
川湯ストレートその2

川湯温泉

午前11時、川湯温泉に到着。
食堂や日帰り入浴できる温泉はまだ開店前なので、足湯に浸かってまったりする。

川湯温泉あし湯

夏場はかなり熱いらしいが、今日は外気で冷やされて適温、ポカポカ。
足湯が気持ち良すぎて抜け出せない……

いつまでも浸かっていたかったが、お腹が空いてきたので撤収。
結局、一時間半も浸かっていた。

近くのお蕎麦屋さんが営業していたので、少し早い年越しそばを頂くことに。
そば処 東屋」さんで特天そばを注文。
海老天が贅沢に3本も乗っている。冷えた身体によく染みる素朴な味。
特徴的な緑色の麺が気になったので聞いてみると、クロレラを練り込んでいて、このあたりの特徴らしい。

お腹を満たしたので、次は温泉欲を満たすため「KKR川湯」へ。
入湯料600円を払って温泉へ。
源泉かけ流しの強酸性泉。pH1.8とかなり強烈なのを知らずに目をこすって悶えた。
湯舟と外気浴を無限に往復するのが最高に気持ち良いい。

川湯温泉 KKRかわゆ

宿にて

午後4時、無事宿に戻ってきた。
そろそろ着替えが少なくなってきたので、部屋の浴槽に洗剤と一緒に放り込む。
厚手の衣類をこの数絞ると握力が途中でなくなってきて、普段意識しない洗濯機の偉大さが良く分かった。
面倒くさがらずに、少し歩いたところにあるコインランドリーに行くのが正解だった…

大晦日なので流石に近くのお店もやっておらず、夕食は部屋で買い込んである食料で。
セコマのパスタも何食目か分からないけど、美味しく種類も多いので全然飽きない。

晩酌は鶴居村の地ビール「Brasserie Knot」の飲み比べ。
1本700円となかなかいいお値段がするだけあって、どれも美味しかった思い出。
それぞれの細かい味は忘れてしまったが、オレンジ色のペールエール・BIRDが一番好みだったのは覚えている。

ビールと同じく鶴居村のナチュラルチーズ

美味しいビールとおつまみを片手にこの旅の記録を綴ったり、本を読んだりしながら贅沢な夜を過ごした。
さて、明日はどこに行こうか。

旅先で次の旅への刺激をもらう無限ループ

走行記録

・ルート:ホテル摩周~硫黄山~川湯温泉~ホテル摩周
・走行距離:40.2km ・獲得標高:299m

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