【2023→24・年越し冬北海道ツーリング】Day3　摩周湖展望台・屈斜路湖

2024年1月29日 zumish.jp

北海道ツーリング3日目

7：45、北海道の朝はセコマパスタから始まる

一日曇り予報だったが、外には青空が見えている
もしかしたら眺望が期待できるかもと思い、摩周湖を見に行くことにした
屈斜路湖は昨日拝むことができたので、摩周湖も拝めたらGWの宿題を回収できたことになる

弟子屈市街から摩周湖展望台に向かう道道52号線…を一本それて裏道へ

はい、私の勝ち。　優勝！　今日のツーリング完！
いや、まだ走りますけどね
弟子屈市街から５kmも走ってないのに、ちょっと裏道に入るだけでこの絶景、これが北海道クオリティ

真っ直ぐな白い道、人と車の気配もないので自撮りが捗る、がセンスは中々上達しない…
アングルを調整し、タイマーに合わせていい感じの位置に自転車を持ってくる、文字にすると簡単だが、実際にやるとこれが実に難しい……

道中でこの旅初めての狐と遭遇
新調した150-600mm相当の望遠レンズが火を噴く、持ってきて良かった
けど、この距離でも警戒されちゃうからテレコンの使える200-800mm相当が欲しいと思う今日この頃（無限の物欲）

10：20、県道52号線を駆けあがり、摩周湖第一展望台へ
ここまでの道はずっと木々に囲まれていて展望があまりなかったが、展望台まで登ってから振り返ると一気に絶景が開ける
名前こそ摩周湖第一展望台だが、こちらから見える900草原や夕日ヶ丘の景色ももっと推していいんじゃなかろうか
丁度振り出した雪が陽光を反射して実に美しかった

肝心の摩周湖は残念ながらやや霧がかかっていて全貌を拝むことはできなかった
晴れているところに出会うと婚期が遅れるなどと言われているが、どのみち自分には縁のない話
~~可能性ゼロに何をかけてもゼロなのである~~

写真を撮っていると、あっという間に分厚い雲が追いかけてきて、にわかに吹雪だしてきたので撤退することに
雪の積もった真っ白な路面を慎重に下って弟子屈市街へ戻った

11：10、今日もまたpoppoteiさんへ
年内最後の営業日に滑り込み、ジンギスカン定食を注文
北海道といえばやはりジンギスカンは欠かせないだろう
硬くならないよう丁寧に火の通された柔らかい羊肉に、やや濃い目のタレが絡み、ご飯が無限に進む

せっかくなので食後にコーヒーとプディングも頂く
やや硬めのギッシリ詰まった食べ応えのある生地だが、カラメルの苦みが引き締めてくれていてペロっと食てしまった

チキン南蛮に生姜焼き、ラーメン類とまだまだ食べたいメニューが残っているが、この旅で寄れるのは今日が最後
次の旅でもまた必ず。

食事を終えて12時過ぎ、走るには微妙な曇り空とはいえ、宿に戻るには些か早い
今日はせっかく新調した望遠レンズを持ち歩いているので、白鳥でも撮れないかと思い、道道52号線を今度は西へ
屈斜路の湖畔を走り砂湯方面を目指す
砂湯への道中、湖を眺めながら入れる露天風呂のコタン温泉や池の湯温泉にも惹かれたが、女性のグループの先客が楽しんでいたようなので見送り
混浴なので問題ないといえばないのだが、それは無粋というもの

13：45、弟子屈市街から25km程走って砂湯到着
砂浜を掘れば温泉が湧いてくるそうだが、流石にこの寒さではその気は湧かない

とはいえ、温泉に入らずに帰るのももったいないので、砂湯レストハウスで温泉ゆで卵を買って足湯へ
流れる温泉が暖かいからか、それとも観光客がくれるポップコーン目当てか分からないが、浴槽の周りにはたくさんの白鳥たち
人慣れしてるので広角レンズでも余裕の距離、望遠レンズの出番……

足湯と白鳥を堪能したあとは、裏道を探索しながら再び弟子屈市街へ
写真は撮っていないが、玉川大学の農場横や国道243号と国道391号に挟まれた道もなかなかに良い道だった

16：00、無事に帰宿、暖房のありがたみが体に染みる

18：00、部屋で買い込んだお酒を飲みながらのんびりするつもりだったが、地図でよさそうなお店を発見
電話で確認してみると営業しているとのこと
宿から歩くこと数分、普段ならちょっと気後れしてしまうお洒落な店構えのお店があった
悩みながらも電話した手前、思い切って扉を開ける

年末なので混んでいるかと思ったら、開店してすぐの時間とはいえまさかの貸し切り状態
失敗したかなと思いながらビールとチーズ揚げ、生ハムサラダを頼むと、質・量ともに予想以上のものが出てきてガッツポーズ
追加で注文したホタテとトマトのリングイネもまた絶品で大満足
マスターさんも優しい方で話が弾み、楽しい時間を過ごさせていただきました